「パッシブ」な家づくりとは?
自然エネルギーを活用
建物の設計で快適性を実現
太陽の熱で室内を暖める
機械設備に依存
エネルギーを消費して快適性を実現
人工照明で明るさを確保
日本の伝統的な住宅の知恵(深い軒、風通しを考えた間取り、土壁の調湿効果など)を現代の科学技術と融合
高知の気候と住宅への影響
太平洋・黒潮の影響で気温・湿度ともに高い
氷点下になることは稀、雪もほとんど降らない
四国は台風の常襲地帯
自然の力を活かしつつ、自然災害にも備える「パッシブ」な設計が最適解
パッシブデザイン5つの重要要素
外気温の影響を受けにくく
快適な温度を維持
夏は遮蔽、冬は取得
季節に応じた調整
卓越風を活かした通風計画
湿気を効果的に排出
自然光を室内奥まで導入
照明エネルギーを削減
地域特性に適した素材
蓄熱・調湿機能の活用
高知の風土に合わせた最適な組み合わせが成功の鍵
パッシブデザインの3大メリット
- 冷暖房エネルギー消費量の大幅削減
- 月々の電気代が一般住宅比で大幅減
- 長期的に見れば初期投資を回収可能
- 室内温度差が小さく、ヒートショック防止
- 新鮮な空気循環でシックハウス症候群予防
- 自然光による心理的な開放感・安定感
- CO2排出量削減で地球環境保護に貢献
- 化石燃料依存度の軽減
- 次世代に引き継ぐ価値のある住まい
考慮すべき注意点
太陽や風の動きを重視するため、一定の制約が生じる場合がある
高性能断熱材・窓・設備により建築時コストが上昇する可能性
季節・天候に応じた住まいの操作(窓開閉・ブラインド調整等)が必要
実現に向けてのステップ
日照・風向き・周辺環境を慎重に確認
パッシブデザインの知識と実績を持つ設計事務所・工務店を選定
家族構成・生活パターン・趣味・将来計画をパッシブプランに反映
高知の豊かな自然の恵みを最大限に活かし、それらと調和しながら暮らすパッシブ住宅は、単なる「家」ではなく、家族の健康を守り、豊かな時間を育む価値ある投資